ファームボランティアでの学び ⑥ サステイナブルで人目に付きにくく、サバイバルもできるNinjaガーデニング

先日Taylor St farmにボランティアに行ったら、「Ninja ガーデニングのクラスがあるから取ってみない?」と声をかけていただき、せっかくなので参加することにしました。

Ninja ガーデニング、というのは、

  • ネイティブの品種や草で手間暇かからない。
  • パッと見てわかる人にしかわからない。(トマトやオレンジみたいに、実がたわわになるものではない)
  • 人類滅亡の日が来ても生き延びられる(爆)、栄養補給できる野菜、草。

のことだそうです。

最近収まってきたものの、インフレが激しく、貧富の差も激しいここシリコンバレーでは、人の庭に入ってまで野菜や果物を盗む人が増えているのだとか。

そんな物騒な世の中なので、人目に付きにくいのは重要なのだと。

そして、水不足が深刻なカリフォルニアでは、ネイティブ種で手間と水のかからない植物であることは重要。

さらに、洪水などの天災、サプライチェーンの問題なので食糧不足になった時にも、最低限の栄養を確保できるような栄養素の多い植物であることも大事。

というわけで、Ninja ガーデニングのクラスを開催してくださったそうです(^^。

たくさんの種類の植物を教えてくださったのですが、メモしたものを順番にまとめます。

  • ハーブ – 薬代わりにも使えるし、料理にも使えるし、多年草でどんどん増えていく。
  • アーティチョーク – 多年草でどんどん茂っていくし、実もたくさんなるだけでなく、葉にミネラルなど養分がたくさんあるため、人間は食べられないが、植物の肥料がわりになるので、小さめにきってマルチがわりに使うとよい。
  • ゴジベリー(クコの実) – スーパーフードだし、ほとんどの人は見ても気づかない。実は葉も食べられる。
  • マルベリー(桑の実) – どんどん大きくなり、抗酸化物質も多い。葉もお茶にできる。
  • アイリッシュポテト – そもそもジャガイモの葉っぱをみてジャガイモと気づく人がカリフォルニアには少ない(苦笑)。抗酸化物質の量がほかのポテトより多い。そのほか、スクワッシュやビーンズもお勧め。
  • ニュージーランドスピナッチ ー 多年草で、生でサラダに混ぜたり、インドではカレーに使ったりも。ビタミンCも多く、夏も収穫できるのがよい。
  • エジプシャンウオーキングオニオン – 見た目が怪しいので、まず手を出す人がいない(爆)。繁殖力が高く、ほっとくとどんどん増えていく。
  • アスパラガス ー 見た目もいいし、栄養価も高い。その割に盗まれにくい。
  • サボテン ‐ 葉っぱも実も食べられる。水もあまり要らないし、壁に使えば防犯になる。
  • ナスタチウム ー 葉っぱも花も食べられる。見た目もいいし、多年草。
  • たんぽぽ ー 葉っぱも根っこも食べられる。
  • Okinawa spinach (ハンダマ)- 日陰を好む。多年草で、栄養価豊富。見た目野菜と思わない。
  • Sunchoke (菊芋) ‐ イヌリン豊富で、前年の取り残しから翌年もまた生えてきて繁殖力が高い。手間がほとんどいらない。
  • グースフット ー 見た目草のようだが、ネイティブで、葉っぱはナッツのような味。キヌアの中まで栄養価が高い。
  • Garlic chive (にら) ‐ 多年草で、栄養価も高く、香りもよい。
  • Purple curly kale  ー 25年ほど生き延びたものもいる。収穫量が半端なく多く、サバイバルにピッタリ。見た目もいい。
  • パースレイン ー 草なんだけど食べられる。ぬめりがあり、栄養価が高く、どこにでも生えてくる。
  • Moringa(モリンガ)ー 見た目がとても美しい木。葉っぱと種のポットが食べられる。栄養価はケールの100倍くらい!干ばつに強い。
  • Chaya Tree (チャヤ)ー もみじとマルベリーの勾配種。葉も食べれるが、毒があるので、3分ほど煮だして食べるとよい。見た目がいい。
  • Katuk ー 新芽が食べられる。ナッツ風味でおいしいし、見た目がいい。
  • Oca – ニュージーランドの芋の一種。
  • Air potato ー ジャンボなむかご!山芋科で、繁殖力が高く、緑のカーテンとして使える。

以上長くなりましたが、メモを取ったものを並べてみました!

どれもサンノゼをベースにしてますので、日本やほかの地域では当てはまらないものもあると思いますが、参考になると幸いです(^^♪

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