コミュニティガーデンで畑仕事したとある日。
共有エリアにあるまだ熟れていないピーチを収穫していたところ、ガーデンマネージャーのジムさんがやってきて、
「まだ食べるにはちょっと早くない?」
と聞いてきいてきました。
「これを砂糖で発酵させて桃酵素ドリンクを作る。熟れてないほうが甘すぎないからいい。」
といったら、
「そっかー、シロップ作るのが好きなんだったら、あそこにあるエルダーベリーでシロップ作る?エルダーベリー知ってる?」
という。エルダーベリー、聞いたことない。

この巨大な木が、そのエルダーベリー。コミュニティガーデンの横に生えていて、8月が旬なのだそう。
彼のおばあちゃんがこれを煮詰めてシロップ作ってくれて、パンケーキにかけたり、水で薄めて飲んでいたんだそう。
「作り方はインターネットで調べて。とにかく体にいいから。」
と言い残して去っていった。
さっそく、収穫開始。

実は濃いブルーベリーのような色ですが、白くなっているのは天然のワックス。
生で食べると毒なので、この辺に住むホームレスの皆さんは手を出しません(苦笑)。必ず加熱してから食すこと。
エルダーベリーはヨーロッパでは石器時代から食べられていたそうで、万能の薬箱と呼ばれていたそう。痛み止めや感染症の予防だけではなく、葉、幹、根の部分も傷ややけどのの塗り薬として使われていたそうです。(わかさの秘密より引用)
エルダーベリーにはポリフェノールの一種であるルチン、アントシアニン、ビタミンA,ビタミンCが含まれ、強い抗酸化作用があります。
一説によるとコロナ予防にもいいとか!?でも科学的根拠はないそうです(苦笑)。
こんな素晴らしいエルダーベリーをさっそくシロップにしてみることにしました!
オーガニックで、無料ですからね(笑)。試さない手はないでしょう!

たくさん収穫したエルダーベリー。わくわく。
ただし、実と枝を分ける作業が結構大変(^^;
袋に入れて冷凍したあと、台所のシンクに大き目のボールを置いて、ガンガンたたくかしごき落とすと、実が離れやすかったです。あとから濾すので、少しくらい茎が入ったりしても大丈夫です!

もし作るのが大変だったら、シロップもアマゾンに売ってますので、お試しを~!
材料
- エルダーベリー 3カップ
- 水 6カップ~
- クローブ(オプション) 5粒
- しょうが 5センチくらい (荒くみじん切り)
- 蜂蜜 1/2カップ~(お好みの甘さで)
作り方
- 鍋に蜂蜜以外の材料を入れて、中火にかけて少し沸騰させます。そのまま1時間くらいゆっくり煮詰めます。
- ポテトマッシャーなどでつぶして濾します。
- さらにお好みの濃さに煮詰めます。
- さましてから蜂蜜をまぜあわせ、保存容器にいれて、冷蔵庫保存で2-3か月持ちます。

感想
クローブやしょうがが入っているので、純粋なエルダーベリーの味ではないかもしれませんが、後口に独特の苦みというか渋みがあります。少し酸味あり、蜂蜜を入れなくても自然な甘みがありますが、それほど強くありません。
そのままのシロップを少し舐めると、のどにいい感じ。
でもちょっと味がきついので、毎日朝飲む水に少したらして飲むようにしました♪
これで風邪を防止したいと思います!
もし皆さんがお住まいの場所にエルダーベリーがあれば、ぜひお試しを(^^。
コミュニティガーデンに通っててよかった~♪ごちそうさまでした~!
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