コミュニティガーデンでいつも思っていたのが、なぜサボテンを植えている人が多いのか。
しかも1つではなく、複数。。。

貴重な畑の一部を使って育てるからには食べられるのかな?でもとげが刺さりそうだし美味しくなさそう、、、と思って、あまり気に留めていませんでした。
生サボテンを食す
ところがある日突然その謎が解ける日がやってきました!
友人が差し入れに、この一品を持ってきてくれたからです。

これ、生のうちわサボテンをスライスして、鰹節としょうゆをかけたものなのです。
(ちなみに鰹節はプラントベースではありませんが、友人と一緒の時はそのくらいは許容しています。)
さて、その食感とお味は、、、
まるでめかぶです!とろとろ、ねばねばとしています。アロエを触ったことある方なら、それに似ていると思うはず。
さらに少し酸味があるのです。だからしょうゆと鰹節をかけて目をつむって食べると、めかぶを酢醤油でいただいてる感じ(笑)
そういえば昔セドナに行ったときに、焼きサボテンが出てきたような気がする、、、と何となく思い出しましたが、味の記憶がありません。そして、こんなにねばねばした感じはありませんでした。生ならではの食感のようです。
サボテンの栄養
これはかなり健康に良さそうだ!!ということで調べてみました。
そもそもサボテンには食用と鑑賞用があり、食用のウチワサボテンの葉の部分をメキシコではノパルというそうで、とげが育つ前の若い葉を食べるそうです。
で、その気になる栄養と健康への影響はというと、、すごいんです!
- 小松菜と同量のカルシウム
- 抗酸化作用のあるビタミンCとβカロチンを多く含む
- セルロースやヘミセルロース、リグニンといった不溶性食物繊維が豊富で、腸の動きを整える
- ねばねば物質のムコ多糖体が、胃酸過多を防ぎ胃の粘膜を保護。さらに身体の結合組織内で非常に高い保水性を保ち、全身の体液量をコントロールする
さらにサボテンの実には、ベタレイン色素という活性酸素を取り除く作用のある色素が含まれているそうで、メラニン色素の発生を抑えます。また、むくみを取る作用もあるそうですが、まだ検証中のようです。
サボテンの炒め物
さて、サクラメントに行ったとき、Airbnbに二人で宿泊し、プラントベースの夕食を自炊することにしました。

街を散歩していた時に入ったスーパーで、食材を探していた時に目に入ったのが、このサボテン!

Aさんはサボテンを食べたことがないとのことだったので、迷わずに購入して、今回は炒めてみることにしました。
アパートにあった、オリーブオイルをフライパンに熱して、サボテンを投入してじっくり炒めます。
ガーリックを加えて香りが出たら塩コショウ、お好みでレッドペッパーを入れて出来上がり!

奥の緑色のがサボテンの炒め物です。
サボテンは炒めると酸味が増します。面白い!それ以外の癖はそれほど強くなく、栄養価が高いことを知っていれば、すすんで食べたくなる味です。
それ以外に用意したのは、
ビーツのサラダ、
畑でとれた水菜とはつか大根を三五八づけにしたもの、
家から持参していた手作りカシュ―ミルクプラントベースチーズ、
Red riceのクラッカー
サボテンは、畑に空きがでたらぜひ植えてみたい食材として私の中で格上げされました(笑)!
日本でも栽培されているようなので、見かけたらお試しいただくとよいかもです。
ごちそうさまでした~!
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