プラントベースクッキングスクールは、先日無事にほぼ満点に近くで修了し、証書をいただくことができました。
それもこれも毎週末試食をしてくれた友人たちと、このブログを読んでくださる皆さんの励ましのおかげです。本当にありがとうございました!
このところ畑仕事や発酵食品に気を取られていたので、これからしばらくたまっているレシピを投稿したいと思います。
今回ご紹介するソッカは、南仏のひよこ豆のクレープ的焼きものです。
クッキングスクールRouxbeのレシピ集で見て一度作りたいと思っていたところへ、ひよこ豆をどこかの国風にアレンジする、という課題がでたので、このソッカにあいそうなモロッコ風のひよこ豆シチューを作ることに決定。Wひよこ豆メニューです!
ソッカは、薄くクレープのように焼くか、1センチ弱の厚さでフラットブレッド風にオーブンで焼く方法があるそうで、今回はフラットブレッド風に焼いてみました。
そして、モロッコ風ひよこ豆シチューですが、何をもってモロッコ風、というかは、使っているスパイスの組み合わせになります。
モロッコといえば、カルダモン、クローブ、チャイブ、コリアンダー、シナモン、クミン、フェヌグイーク、にんにく、しょうが、ミント、サフラン、セージ、バラなどが特徴的です。
インド風となるとそれにターメリック、タマリンド、ガラムマサラ、カレー粉、八角などが入ってきます。
料理を通じて旅をしている気分を味わえるのも、私が料理を好きな理由の一つです。
材料 (4人分)
- モロッコ風シチューの材料
- オリーブオイル 大匙1/2
- 玉ねぎ 半分 大き目みじん切り
- にんにく 2個 荒く刻む
- トマト缶 1/2缶 (14oz 400g)
- 砂糖 大匙1 (私はデーツシュガー利用)
- 塩 小さじ1
- コリアンダー 小さじ1/2
- クミン 小さじ1/2
- レッドペッパーフレーク 小さじ1/4 (辛いのが苦手なら飛ばして可)
- シナモン 一つまみ
- ベジタブルストックかブロス 1カップ
- ごまペースト(Tahini) 大匙1 (あるとコクがでます。なければ省いてよいです)
- ゆでたひよこ豆 1.5カップ
- 赤ワインビネガー 小さじ1
- オプションで、トッピングにパクチーのみじん切りなどお好みで。私はすっかり忘れてました・・
- ソッカの材料
- ひよこ豆粉 (Chickpea flour) 1カップ
- 水 1カップ
- オリーブオイル 大匙2
- 天然塩 小さじ1/2
- 胡椒少々
- ローズマリー 刻んだもの大匙1(オプション)


作り方 (シチュー 30分、ソッカ 1晩+25分)
- まずソッカを仕込みます。ローズマリー以外のすべての材料をフードプロセッサーかミキサーか手で混ぜ合わせます。
- ラップをして一晩冷蔵庫で寝かせます。
- 食べる当日取り出して、ローズマリーを加えます。
- オーブンを475F(246C)に上げる間に、スキレットかダッチオーブンを一緒にオーブンの中で温めます。
- 温度が475Fに上がったらスキレットを取り出して、ソッカの生地を入れ、オーブンで20分ほど焼きます。
- イイ感じに焼きあがったら出来上がり!
- アツアツをシチューに添えていただきます。
モロッコ風シチューの作り方
- ソッカを焼き始める前にシチューの仕込みを開始します。厚手の鍋にオリーブオイルをひいて、玉ねぎを弱中火で炒めます。
- 5分ほど炒めて透明になってきたら、塩とニンニクを加えてさらに数分香りが出てくるまで炒めます。
- コリアンダー、クミン、レッドペッパー、シナモンを加えて香りが立つまで混ぜ合わせます。
- トマト缶を加え、ポテトマッシャーで荒くつぶします。
- 砂糖を加え、10分ほど弱火でふたをして煮ます。
- 野菜ストックを加え、ふたを取ってさらに20分ほど煮込みます。
- ゴマペースト(Tahini)を加え、ハンドブレンダーでピューレにします。(よって玉ねぎやにんにくは大きめ刻みでOK)
- ひよこ豆と赤ワインビネガーを加えて味を調えたら出来上がり!

感想
ひよこ豆のフラットブレッド、ソッカ。
外はカリカリ、中はほっくりと優しい味で、ローズマリーのパンチが効いています。
このまま海塩とオリーブオイルにつけながらおつまみにしてもいいかも!南仏のロゼワイン飲みながら!
つかの間の旅気分。

ひよこ豆のシチューは、ゴマペーストのおかげでコクがあり、味に奥行きがでます。ゴマペーストはどちらかというとギリシャよりの調味料になり、厳密にいうとモロッコ風ではないですが、味重視で追加しました。
ひよこ豆の栄養についてはこちらから↓

この日に来ていただいたゲストに大変好評で、うれしかったです。
ごちそうさまでした!
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