プラントベースのローフードのセッションの一環で、Fermentation(自然発酵)とCulture(特定の菌を入れて、培養する発酵)のレッスンがあったので、さっそく実習してみることにしました。
まず今回はCultureしたチーズから。
プラントベースのチーズやヨーグルトを作る場合は、ナッツやシードが主体となります。その時に活躍するのが、特定の菌(特にLactobacillus acidophilus と Lactobacillus bifidusが効果的)です。店頭に売っているプラントベースのチーズやヨーグルトに、Cultured/Culturesと書いてあるものを見かけたら、特定の菌で発酵させているものだとわかります。

逆に発酵させないで、レモン汁や栄養酵母などで風味をつけているものもあります。すぐに作れますが、発酵させた独特の酸味や味の深みはなく、Culturedとは書いてありません。
今回は、一番シンプルで作りやすい、カシューナッツと水とプロバイオティックスだけで作ったクリームチーズをご紹介したいと思います。3人試食してもらった友達、皆に絶賛でした!!
なお、利用したプロバイオティックスは、こちらです。
私は便秘症対策のために、毎日50Billionのプロバイオティックカプセルを摂取しており、腸が菌に慣れてしまうのを防ぐために、複数のメーカーのものを交互に利用しています。これ以外のメーカーのラベルも見てみましたが、Lactobacillus acidophilus は必ず入っていましたので、ほぼ皆さんがお持ちのものでもチーズ作りに使えるのでは、と思います。ただし、気にされる方は、VeganでDaily-freeと書かれたプロバイオティックをご使用ください。

材料 (アペタイザーの量 4人分)
- 生のカシューナッツ 1カップ
- プロバイオティックス 小匙3/4 (中の粉だけ)
- 水 1/4カップ~ (硬さを見ながら調整)
作り方
- カシューナッツを水につけ、一晩おきます。
- 水を切ったカシューナッツ、プロバイオティックス、水をブレンダー(ミキサー)にかけ、滑らかにします。
- 入れ物に入れて、ゆるくラップをかけ、一晩室温で発酵させます。
- 翌日、においをかぐと、少しだけヨーグルトのような香りがします。
- これで出来上がり!
もっと熟成させてもいいようですが、私はまずこの状態でクリームチーズとして、前菜にいただきました!

感想
まず何も言わずにこのチーズを食べた友人二人は、ナッツベースとはわからず、あっさりしたクリーミーなチーズだな、くらいに思っていたようです。
カシューナッツと聞いて、えー!となり、もりもりと食べてくれました。お好みで天然塩をかけながら、野菜やクラッカーにつけて食べるとさらに美味しいです。
翌日、別の友人が来たときは、バジルをたっぷり混ぜてみました。

これをクラッカーに塗って、スプラウトと一緒におしゃれな前菜に。
これもまた好評で、お代わりもしていただけました!

友人の誕生日お祝いも兼ねていたので、シャンパンと一緒に。
とてもいいペアリングで、美味しくて健康にもいいって最高!
友人にも喜んでもらえて、プラントベース食生活を始めてよかったなーと思う瞬間です。
ごちそうさまでした~!
コメント