今回はプラントベースのフォーをスープから手作りするレシピを掲載します。
今までベジタリアンフォーはお店でも注文したことがありませんでした。なぜならただでさえあっさりしているフォーのスープがさらにあっさりしそうで物足りないと思いこんでいたからです。
今回のスープは、お肉の入った通常のフォーのスープより濃厚で奥深い味わいで、全部植物性食品からできているとは思えず目からうろこです! 余ったスープは冷凍もしておけるのでぜひお時間あるとき多めに作ってみていただければ幸いです。
ちなみに↓が私の習っているプラントベースのオンラインクラスです。

スープの材料(5-6人分)
- たまねぎ 2個 大き目にざく切り
- ほしシイタケ 1カップ
- リーキまたは長ネギ 1本 洗ってざく切り
- ニンジン 2本 皮付きのままでいいのでざく切り
- ライム 1個 よく洗って半分に切る
- オレンジ 2スライス
- にんにく4かけ 皮をむいておく
- しょうが 5センチ 皮付きのままでよいので薄くスライスしておく
- 赤唐辛子 1個
- バジル 2本 洗って枝付きのまま
- パクチー 2本 洗って枝付きのまま
- ミント 2本 洗って枝付きのまま
- 黒コショウ全粒 大匙1
- シナモン 1本
- クローブ 大匙1
- スターアニス(八角) 4個
- たまり醤油 1/4カップ (濃い口しょうゆで代用可)

作り方 (所要時間90分)
- たまりしょうゆ以外のすべての材料と水12カップを鍋に入れます。これだけでいい香り~
- 煮たたせたあと、弱火にして1時間半ほど煮込みます。
最初は薄い色で、味見をしてみると、すべての材料がそれぞれバラバラの味でとがってます。
皮から苦みがでるので30分ほどでライムとオレンジを取り出します。 - 1時間半ほどして味見をするとすべての材料の味が融合しているのがよーくわかります。色も濃厚になってます。
たまり醤油を加えて塩分調整してできあがり! - 20分ほどおいて少しさましたら、ざるで濾します。
- これで完成!すぐにフォーに使わないスープは、冷蔵庫で数日、冷凍庫で半年ほど保管できます!
仕上げのフォー盛り付け
- お好みのフォーをゆで、スープと一緒に器に盛り付けます。
- トッピングはお好みですが、私は、
もやし
小さな青梗菜
しめじ
スナップピー
豆腐
スープに使った各種ハーブ(ミント、バジル、パクチー)
ライム
ハラペーニョ
を使って、歯触りと香りを楽しみました。
ほかにも、玉ねぎの薄切り、揚げ玉ねぎを乗せてもおいしいと思います!

健康へのベネフィット
自分で作るスープですので、まず塩分を加減できるのが最大のポイントでしょうか。
また、スターアニスには、リモネンという成分が胃腸の活動を活発にさせエストロゲンの分泌を促す、ピネンという成分が気持ちを落ち着ける作用があるそうです。
シナモンは、強力な抗酸化物質が大量に含まれており、抗炎症作用、抗菌作用、新機能を高め、血圧の低下、脂質の低下、血糖値の低下、脳を保護する作用などなどがあるようです!
クローブは、胃腸をあたため、殺菌・鎮静用もあり、薬膳では腎の養生に使われるそうです。
日本料理ではあまりなじみのないスパイスですが、この際お試しいただけるといいかもしれません。
マインドフルになれるポイント
なんといっても作っている間中、部屋の中が何とも言えない香りで満ちて、終始アロマセラピー状態だったことでしょうか。複雑なスパイス、ハーブ、オレンジ、ライム、干しシイタケ、、、こんなに香りのいいスープにはなかなかお目にかかったことがありません。
食べている間も、スープの奥深い滋味を味わいながら、シャキシャキの付け合わせ野菜と薬味のライムの酸っぱさやハラペーニョの辛さ時折混ぜ合わせながら、もくもくと瞑想しながらいただけました。
今までの勝手な思い込みを覆すこのレシピを教えてもらったRouxbeに感謝感謝です。
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